サイトアイコン やっとこブログ

iPad/iPhoneのパスワードを10回間違えた時の初期化・復元方法

iPadのパスワードを間違えて使用不可能になってしまいました。皆さんも気を付けてください、パスワードを10回間違えると使用不可能になってしまいます。

という事で、今回は初期化して再度使えるようにiPadを復元する流れをご紹介します。今回はiPadでの体験談ですが、iphoneも基本的な流れは同じなので、がんばって初期化・復元していきましょう。

ちなみにパスワードを10回間違えて使用不可になってしまうと、電源を入れても下記の文章が出てきます。

iPadは使用できません
iTunesに接続

画面的にはこんな感じで出てきます。

ちゃんとパスワードはメモに取っておきましょう。ご利用は計画的に

使用できなくなったならしょうがない。初期化しよう、そう思い、使用できない状態のiPadをUSBケーブルでパソコンに接続して初期化しようとすると、下記のエラーが表示されてしまいました。

このiPadに接続できませんでした。不明なエラーが発生しました(0xE8000015)。

画面的には下図のようなポップアップが表示されます。

焦りますよ、こんなの出たら。要するに「なぜそんなにパスワードを間違えたんだい?君には使わせないよ」的なことでしょう。

コアラ
やっちまったな

 

この状態から初期化するには、リカバリーモードにする必要があります。ちょっと面倒くさいですが、10回もパスワードを間違えた自分のせいですから、頑張って初期化していきたいと思います。同じ状況になってしまった人は、参考にしてください。

1.iPad/iPhoneをリカバリーモードにする

「iPad/iPhone」が使用できない状態になったら、まずはリカバリーモードにしましょう。この状態から初期化するには下記の手順を行います。

※やっとこブログで実際に行った場合の方法です(結構古いiPad)。他の機種のリカバリーモードへの以降は1-3.各世代のiPhone・iPadをリカバリーモードにする方法を参考にしてください。

1-1.「iPad/iPhone」「パソコン」の下準備

まずは「iPad/iPhone」「パソコン」それぞれ準備をする必要があります。下記の準備をしておきましょう。

  1. 「iPad/iPhone」の電源切る
  2. 「パソコン」でiTunesを開く
  3. 「iPad/iPhone」と「パソコン」を接続するUSBケーブルを用意する

1-2.「iPad/iPhone」をリカバリーモードにする

下準備が完了したら、「iPad/iPhone」をリカバリーモードにしてパソコンと接続します。下記の手順を行いましょう。

  1. 「iPad/iPhone」の真中下部分のホームボタンを押しっぱなしにする
  2. 「パソコン」でiTunesを開いたまま「iPad/iPhone」と「パソコン」をUSBケーブルでつなぐ
  3. 「iPad/iPhone」がリカバリーモードになる

これでリカバリーモードになるはずです。無事にリカバリーモードにする事が出来れば、下図の画面が出てきます。

1-3.各世代のiPhone・iPadをリカバリーモードにする方法

これまでの方法でリカバリーモードにならない場合は、各機種ごとに下記の方法を試してください。(※途中でAppleのロゴが表示されても、リカバリーモード画面になるまでボタンは離さないでください。)

iPhone6s以前、iPad、iPod touch の場合

ホームボタンと上部のボタン (またはサイドボタン) を同時に押し、「リカバリーモード画面」が表示されるまで押し続ける。

iPhone7または iPhone7Plus 、iPod touch (第 7 世代)の場合

サイドボタンと音量を下げるボタンを同時に押し、「リカバリーモード画面」が表示されるまで押し続ける。

iPhone8以降 の場合

音量を上げるボタンを押して、すぐに放す。音量を下げるボタンを押して、すぐに放す。続いて、「リカバリーモード画面」が表示されるまでサイドボタンを押し続ける。

Face ID 搭載の iPadの場合

音量を上げるボタンを押して、すぐに放す。音量を下げるボタンを押して、すぐに放す。デバイスが再起動を始めるまで、上部のボタンを長押しする。リカバリモードになるまで、上部のボタンを押し続ける。

1-4.0xE8000015のエラーが出る

リカバリーモードにしようとしても0xE8000015エラーが出てしまう場合は、下記の方法を試してみてください。

これでも治らない場合は、Appleサポートの「iTunes で iPhone、iPad、iPod が認識されない場合」を参考にして、対処法を試してみてください。

 

2.リカバリー(復元)開始

無事リカバリーモードにすることができたら、リカバリー(復元)を開始していきましょう。リカバリーモードの状態でiPadとiTunesを開いたパソコンを接続すると、下図のようなポップアップ画面が出てくるはずです。ここで「復元」をクリックします。

上図のポップアップが出ない場合は、iTunesに下図の画面が表示されているはずなので「iPadを復元」を押します。

次に「復元と更新」をクリックします。

「次へ」をクリックします。

「同意する」をクリックします。

すると下記のメッセージが表示されるはずです。

iTunesはこのiPad用のソフトウェアをダウンロードしています。ダウンロードが完了したら復元をします。

画面的には下図のポップアップが表示されるはずです。

この状態でダウンロードが完了するまでしばらく待ちます。でもこの状態ってなにも動いてなくて、ちゃんと処理が進んでいるか不安になりますよね。そんな方はiTunesの右上にある矢印部分をクリックすると、ダウンロードの状況が表示されます。

クリックすると下図のようにダウンロードの目安となる残り時間が表示されます。



ここでやっとこブログではダウンロードしていたら問題発生しました。iPadがスリープしてしいました。急いでまたパソコンに接続したんですが、再度エラーコード「0xE8000015」が表示されてしまいました。

でもダウンロードはパソコン側で進んでいるので問題ないみたいです。ダウンロードが完了したら、下図の画面が表示されます。

ダウンロード完了土は、iPadの画面にもアップルマークとゲージが表示されて、リカバリーが進んでいきます。

※途中でスリープモードになってしまった人は、再度リカバリーモードにしてから「復元」をクリックしてみてください。下図の画面になるはずです。


リカバリーがある程度進んでいくと、途中で下図の画面が表示がされて、自動でiPadが再起動されますがご心配なく。そのまま待ちましょう。

そのまま待つと、下図の画面が表示されます。これでリカバリーは完了です!

3.新しいiPad/iPhoneとして設定

新しいiPad/iPhoneとして設定する場合は下図の赤枠部分「新しいiPadとして設定」にチェックを入れて「続ける」をクリックしましょう。

続いて下図の画面が表示されますので、「開始」をクリックしましょう。バックアップが開始されて設定が開始されます。

 

4.バックアップから復元

バックアップを取っている場合は「このバックアップから復元」にチェックを入れ、バックアップデータを選択してから、「続ける」をクリックします。

あとはバックアップから復元され、同期されますので、待ちましょう。

5.iPad/iPhone側の設定

今回はiPadを工場出荷時の設定に戻して初期化をしたので、iPad/iPhone側でも設定を再度する必要があります。iPad/iPhoneに「こんにちは」とか表示されてると思います。

こっちは早く復元したいので「こんにちは」とか言ってる場合ではないんですが、とりあえずスライドして次の画面に進みましょう。

続いて使用する「言語」を選択します。このブログを見ている場合はおそらく日本語だと思いますので「日本語」を選択しましょう。

続いて「国または地域」を選択します。「日本」を選択しましょう。

次に使用する「キーボードの種類」を選択します。後から設定でも変更可能です。

 

次に使用する「Wi-Fi」を選択します。普段使用している「Wi-Fi」を探して選択しましょう。パスワードなんかは使用しているルーターの後ろに書いてあるはずですので、分からない場合は確認してみましょう。

「位置情報サービス」のオンかオフを選択します。今回は「オン」に設定して進みます。必要のない方は「オフ」を選択してください。

続いて「パスコード」を入力します。ロック画面を解除するためのものですね。再確認含めて2回入力します。

 

データを「復元」するか「新しいiPad/iPhoneとして設定する」かを選びます。今回は「新しいiPadとして設定する」を選んで進みます。復元する場合はiTunesに接続してバックアップから復元しましょう。

「AppleID」と「パスワード」を入力します。

「利用規約」が出てきますので、確認して右下の「同意する」を選びましょう。

「iCloudキーチェーン」を設定している場合は、下記情報を同期できるようです。

Safari で閲覧した Web サイトのユーザ名とパスワード、クレジットカード情報、Wi-Fi ネットワーク情報を最新の状態に同期することができます。

今回は設定してなかったので、「パスワードを復元しない」を選んで次へ進みます。

「Siri」をオンにするか後で設定するかを選択します。個人的に結構使用するので「オン」にして進みます。

次にAppleに診断データを送信するか選択します。「協力してやろう」という方は「Appleに送信」。「協力なんかしてやらない」という方は「送信しない」を選んで次に進みましょう。

ここまで来てようやく設定が完了です。「さあ、はじめよう!」を選択すると、見慣れたiPad/iPhoneの画面が表示されます。

コアラ
やっと終わった・・面倒くさいから二度とパスワード間違えないようにしような

 

6.まとめ

以上で、「iPad/iPhoneのパスワードを10回間違えた時の初期化・復元方法」の説明は完了です。

途中でエラーなんかも出たりして、再度使用できるようになるまでに結構な時間と労力がかかってしまいました。パスワードを10回間違えるとこんなにも時間のかかる再設定をしないといけないとは・・今後は気をつけようと思います。

 

 

その他の携帯・スマホ関連の記事は、

上記の記事を参考にしてください。

モバイルバージョンを終了