ブログを書いていて、hタグの見出しが見づらいな・・見出しがパッと分かりづらいな・・と感じたことはありませんか?
hタグは見出しなので、文章との差別化をしっかりとして、パッと見ただけで、見出しはここで文章はここ・・と分かるようにした方が良いです。
差別化がしっかりとされていないサイトは、せっかく訪れたユーザーも内容を読むことなく離れていってしまいます。
今回変更をするWordPressのテーマ「xeory」では、初期段階で「h2」「h3」タグの見出しは下図のようになっています。
スッキリしていて格好良いのですが、少し薄いグレーを使用しているのでパッと見出しが分かりづらいです。これを下図のようにカスタマイズしていきます。
下記で順に「h2」「h3」タグをカスタマイズ方法を紹介するので、読みやすく分かりやすい「見た目の良い」サイトを目指しましょう。
1.見出しの重要性
見出しは読み手にとっても書き手にとっても重要です。
「読み手」にとっては
- 見出しを見ることで書いてある内容が把握できる
- 自分の読みたい場所を把握できる
「書き手」にとっては
- 見出しを書くことで執筆する時に内容がぶれない
「webサイト」にとっても
- 見出しをしっかりと設定することで、検索エンジンにブログの内容を伝える
- 見出しをしっかりと設定することはseo対策にも効果有り
と、「読み手」にとっても「書き手」にとっても「webサイト」にとっても、良いことがありますので、見た目も中身もしっかりと設定して、正しく使用しましょう。
2.WordPressの設定画面に移動
WordPressの設定画面の左のメニューから、「外観 → テーマの編集」をクリックします。
「テーマの編集」に移動したら、右の項目から「スタイルシート」を選択しましょう。
3.変更箇所の検索
キーボードの「ctrl」キーを押しながら「F」キーを押して、検索バーを表示させてから「.post-content h2」と検索します。検索すると下図の箇所が表示されるはずです。
この部分とすぐ下にある「.post-content h3」のCSSをカスタマイズしていきます。
4.CSSのカスタマイズ
場所の検索が完了したら、「h2」と「h3」の見出しのカスタマイズを順に説明していきます。
4-1.「h2」タグのカスタマイズ
先程検索した「.post-content h2」の部分のCSSを変更・追記していきます。
初期設定の「h2」のCSS部分は下記のように設定されています。
.post-content h2 { padding:0 0 12px; clear: both; border-bottom:1px solid #efefef; }
この部分を下記のように変更します。
.post-content h2 { padding: 15px; clear: both; background-color: #f6f6f6; border-left: 5px solid #f2ab13; }
今回追記するCSSは
- background-color : 指定した部分の背景色を指定する
- border-left : 指定した部分の左側に線を引き、太さや色・スタイルを指定する
上記CSSです。各CSSの指定している箇所は下図のようなイメージです。
引く線の太さを調整すれば、見栄えの良い見出しになります。線の色や背景色は、自分のサイトに合った色にカスタマイズしてください。
無事に変更・追記が完了したら、左下にある「ファイルを更新」をクリックして、サイトを確認してみましょう。
変更・追記した内容に間違いがなければ、「h2」を設定した見出しがカスタマイズされているはずです。
4-2.「h3」タグのカスタマイズ
先程検索した「.post-content h2」のすぐ下にある「.post-content h3」部分のCSSを変更・追記していきます。
初期設定の「h3」のCSS部分は下記のように設定されています。
.post-content h3 { clear: both; border-left: 5px solid #e5e5e5; padding: 0 13px; }
この部分を下記のように変更します。
.post-content h3 { clear: both; border-bottom: 2px solid #f2ab13; padding: 10px 5px; }
「h3」は「h2」とは別の見た目で、[h2]より目立たなくすると見やすくなると思いますので、今回は初期設定の左側のグレー色を削除して、「h3」の下部分に線を引いていきます。
追記するCSSは
・border-bottom : 指定した部分の下側に線を引き、太さや色・スタイルを指定する
上記CSSです。各CSSの指定している箇所は下図のようなイメージです。
引く線の太さを調整すれば、「h2」より目立たないが、パッと見ただけで見出しだと分かるようになります。線の色や太さは、自分のサイトに合わせてカスタマイズしてください。
無事に変更・追記が完了したら、「更新をする」をクリックして、サイトを確認してみましょう。
変更・追記内容に間違いがなければ、「h3」を設定した見出しがカスタマイズされているはずです。
5.まとめ
以上で、「WordPressでh2・h3タグをカスタマイズする方法(テーマ:xeory)」の説明は完了です。
一度実際に変更して、変更する場所さえ分かってしまえば、今後「h2」「h3」タグの見出しを変更したい場合にも、すぐにカスタマイズすることが可能です。
今回はやっとこブログの「h2」「h3」タグと同じカスタマイズを紹介しましたが、自分のサイトに合わせて自由に変更してみてください。
その他のWordPressカスタマイズは、
【hタグ】 【ヘッダー・メニュー】- WordPressでヘッダーとメニューに背景色を付ける方法(テーマ:Xeory)
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上記の記事を参考にしてください。